■ コラム : 上座・下座

上座と下座 ・・・ どこに座ればいいの?

お客さまを招いて、まず考えなくてはいけないのは、お通しする席のことです。

「上座」とはお客さまや目上の人が座る席のことです。逆に、目下の人やその家の人が座る場所を「下座」といいます。日頃から自宅の上座や下座を知っていると急な来客にも困りませんね。ここで少し勉強してみましょう。

家の中では、床の間のある部屋が最上の部屋になります。床の間はその家の中心だからです。さらに床の間のある部屋の中では、床の間を背にした場所が、一番いい席、「上座」になります。
しかし、このごろは、床の間のない家も増えています。そんな場合、どのように考えればいいのでしょう。
床の間がない場合、上座は、部屋の一番奥にあたる場所になります。人の出入りが少なく、落ち着いた場所であるというのがその理由ですが、もし、そこが壁側のあまり景色の良くない場所であったりする場合はちょっと考えましょう。
きれいな庭が見えたり、日当たりのよい気持ちのよい場所に座っていただくほうが良いでしょう。ルールやきまりに縛られているばかりでは、お客さまをもてなすという本来の目的をはたせません。状況に応じた心遣いや気配りがおもてなしの最高のアイテムということですね。

和室の上座
(床の間がある場合)
洋室の上座

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